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Interview
SD
SSD生産技術
Interview.1
より良いSSDを、
より多くより早く世に出すために、
海外生産の立ち上げから
量産化の重責を担う。
宮本 博輝さんの写真

ワールドワイドでSSDの需要拡大が続くなか、SSD生産技術部は「より短い期間で、より大量の製品を安定的に生産し、世界市場に供給する」ミッションを担って、多種多様なSSDのマスプロダクションを統括しています。

SSDの生産は主として、フィリピンおよび台湾と中国のEMSに委託しており、パーツなども広く内外のサプライヤーから調達しているため、メンバーは日常的にグローバルに活動。大きく「生産立ち上げ、部品・資材の調達、量産の維持」の3つの部隊に分かれて、生産効率に優れるものづくりの進め方を追求しています。

立ち上げ担当のエンジニアは、設計部門と緊密に連携しながら、個々の新製品に最も適した製造プロセスを組み立てて製造現場に展開。モニタリングして改善のサイクルを回し、量産を軌道に乗せていきます。あわせて、自動化をいっそう推進し、人手によるバラつきを抑えると同時にコスト低減を図るのも重要な役割です。 調達担当は、さまざまなサプライヤーと折衝し、部品や資材の評価・選定・購入を行います。コストパフォーマンスはもちろん、品質とデリバリーや供給安定性を総合的にマネジメント。必要なものを必要な時に必要な量、工場に供給するサプライチェーンの構築に努めます。

量産維持担当は、IoTによるビッグデータの収集・分析とラインへのフィードバックをはじめ、ICTを積極的に活用。さらに工場の新規設備計画など、EMSと社内関連部署の間に立って、明日のSSDづくりを企画・検討して実行に移す業務にも取り組みます。

Interview.2
粗削りでも、
やる気にあふれている人を歓迎。
宮本 博輝さんの写真

SSDは大容量化とインターフェースの高速化が進んでおり、同時にPCやゲーム機向けのコンシューマ用途ではバリエーション、データセンター用途では長期にわたる耐久性、エンタープライズ用途では最高水準の信頼性が求められるなど、マーケットニーズも多方向に拡張しつつあります。

生産技術に対する要請も多様化する一方で、先に述べたとおり、製造プロセスの立案から量産化・自動化、パーツ類のサプライチェーンマネジメント、生産システムの革新、設備計画に至るまで、多岐にわたる業務を遂行する必要があります。活動の場もアジア各地に広がっており、毎月のように海外出張しているエンジニアも少なくありません。

それだけ多才な人材が活躍できる場が広がっているわけで、専攻・専門の観点では機械、電気・電子、情報・通信、経営工学など、ものづくりに関わる工学の知見は、いずれも十分に活かせます。PC、HDDやUSBメモリなど周辺機器、デジタル家電に留まらず、自動車部品、精密機器など、何らかの量産品を手がけていた方であれば製品を問わず活躍可能です。これらの分野の工場の生産管理、生産・製造技術、システム化やFA、内外のEMSと協働した経験などを大いに活かしていただく事ができます。

しかし、それ以上に私たちは、コミュニケーション力があり、何事にも前向きに立ち向かう姿勢を重視しています。チームで連携したり、パートナーとコラボレーションしたり、社内・社外・海外のいろいろな人や企業と接しながら進めていく仕事だけに、やる気と行動力と協調性にあふれる人ほど、チャンスをつかめるからです。

部署の方針も「一人ひとりの自己実現が第一」。その結果として生産性が上がり、いい製品を数多く提供できて収益に結びつくと考えています。何より、いい意味でうるさいくらい、誰もが活発に発言し合う風土が定着しています。皆さんにも、面接の場などでぜひ大いに自己PRしていただき、お互いに納得のいくまで話し合いたいと思っています。心からご応募をお待ちしています。

※インタビュー内容は取材時のものです。(2018年取材)
PROFILE
宮本 博輝さんの顔写真
宮本 博輝
SSD事業部 SSD生産技術部 部長
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