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Interview
MT
転職者座談会 / メモリ技術研究所 四日市地区(プロセス・デバイス)
メモリの最先端を探究する、比類のない研究所。
幅広い分野出身のエンジニアがキャリアを活かして活躍中。
社長直轄の戦略部門として、最先端のメモリ技術を探究する使命を担うー
「わが国では他に類のない研究所」であるキオクシア メモリ技術研究所 四日市工場にキャリア
入社し、活躍中の3名のエンジニアに、仕事や環境の実際を語ってもらった。
Interview.1
材料からプロセス、デバイスまで
メモリ技術のすべてを
手がけている研究所。
チャンスが沢山ある。
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最初に、当社のメモリ技術研究所に転職された経緯を聞かせてください。
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T.O.学生時代、半導体の素材について学んでいくなかで、研究室にある装置を操作したり、改良したりするのが楽しくて、この道しかないと思ったのです。そこで10年ほど、半導体メーカー1社で経験を積んだのですが、半導体に携わるなかで、やはり日本で最も盛んに半導体の研究開発を行っているイメージがあった当社がいちばんだと考え、入社を志望しました。
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R.K.私は前々職でメモリテスタの部署に配属され、仕様決めから開発、設計、その後の大幅なリニューアルまで一貫して担当できていました。ただ、東日本大震災の後、事業所が閉鎖になってSEに転職したのですが、もう一度、最初から最後まで自分たちで自由にものづくりを進められる仕事に就きたいと、色々探していて当社を見つけました。
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Y.T.10年ほど、半導体メーカーに勤務してきましたが、開発投資が行われなくなってきていて、正直そこでは、もうやりたい仕事ができないと思うようになりました。そこで、面白そうなデバイスを手がけており、活発に投資も行っている当社への転職を決意しました。メモリ技術研究所で新規メモリを開発したいと、ストレートに希望したのです。
Interview.2
多分野のエキスパートと関わって
視野を広げながら、
新しいプロセスやデバイスを
つくりだしていく。
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現在、どのような研究開発を行っていますか。
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T.O.私はプロセス技術研究開発センターで試作技術を担当しています。四日市には試作ラインがあり、新規メモリの開発に必要な各種の実験を行っています。この実験がスムーズに進むよう支援するのが部署のミッションで、具体的には実験方法の検討や確認、ラインの維持管理、トラブルシュートなどを引き受けています。私は熱処理とCVDの担当ですが、同じグループにはメタル担当もいますし、一人で複数工程を通して見ていくため、視野を広げながら専門分野を拡大できて興味が尽きません。
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Y.T.デバイス技術研究開発センターで、新規メモリの構造設計、インテグレーションを行うチームの取りまとめをしています。メンバーが設計業務を進めやすいよう、プロセスのKさんやOさんたちと相談しながら、製造装置の状態や試作品を流すスケジュールをすり合わせ、特性のいいデバイスの実現を図る役割です。プロセスだけでなく、メモリ設計、メモリ評価など、他の部署とのやりとりが多いのですが、前職や他社と比べて、当社は横のつながりが強固ですね。キャリアとか新卒とか、年齢とか立場とか関係なく、みんなで力を合わせてゴールを目指す風土があるので、やりやすいと実感しています。
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R.K.Tさんと同じ部署ですが、私はOさんはじめプロセスエンジニアの皆さんと協力しながら、チームのメンバーが構造設計したデバイスを実験して評価、修正を加え、ものとしてつくり上げる業務に就いています。当社に転職してくるまではメモリテスタやソフトウェアの開発が中心でしたので、関係する部署のいろいろな人に教えを請うようにして、知見の吸収に努めています。設計~検証完了までのスパンはひと月くらいですが、結果が出ることはもちろん楽しいですし、うまくいかなくても試行錯誤して目標納期に向かう苦労も、いい勉強になると思って頑張っているところです。
Interview.3
充実した受入れ体制、
アットホームな雰囲気、
四日市の暮らしやすい環境など、
魅力の数々。
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キャリアで入社して、すんなり溶け込めましたか。
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T.O.教育研修がしっかりしています。一週間ほど共通の講習を受けてから、配属先で業務に就くのですが、部署ごとにOJT・Off-JTのカリキュラムが用意されています。
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Y.T.キャリア入社の人が多いこともあって、出身とか前職とかをいい意味で気にする人はいないですね。異分野からの人もいますが、一緒に業務を進めていて特に違和感はありません。何でも自分から聞いていけば、やさしく教えてもらえます。
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T.O.私の入社時では同じ時期にキャリア入社したメンバーが集まって、泊まりで懇親を深める研修があるのも良かったですね。
四日市での暮らしはいかがですか。
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R.K.工場の周りは何もありませんけど(笑)、少し足を延ばせばいろいろありますよ。私は名古屋に習い事に行っています。奈良や京都へも高速がつながっているので、車で1時間半くらいと意外に近いんです。
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T.O.うちの子が通っている小学校は、当社の社員のお子さんの転校生が多いので、割にすっと馴染めました。それは、すごく良かったですね。
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Y.T.関東のほうから引っ越したのですが、家族はずっと過ごしやすいと喜んでいます。
Interview.4
メモリの研究開発で
世界の第一線を走っている!
そういう会社の強みを
要所要所で感じ取れる。
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最後に、キャリア入社を検討されている方々にメッセージをお願いします。
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R.K.予算に余裕があるので、縛られずに仕事を進めていける会社です。それだけ自由度が高く、自分が追究したい仕事に打ち込めます。それと、さまざまな分野の専門家が揃っていて、聞けばすぐに教えてもらえます。チャンスにあふれた環境ですから、知識や経験について心配したりせず、ぜひ多くの方に応募していただきたいですね。
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T.O.自分が改造した装置やプロセスを、特許の形に仕上げられるのもメリットです。こういうのがあったらいいと思うものを提案できて、特許として残せます。前職では出願までをほぼすべて自分で賄っていたのですが、当社では知財の専門部署がサポートしてくれるので、負荷もかかりません。
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Y.T.処遇が恵まれていると思います。頑張って成果を挙げた人が公正に評価されます。国際学会への参加や海外出張にも行きやすいですし、研究開発志向のエンジニアが自己実現しやすい会社だと肌で感じています。
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T.O.前職の時、イオンビームの形状を細かく見たいと思って装置メーカーに「つくれないか?」と相談したところ、ものすごく高価になると分かって断念した経験があります。それが当社に入ったら、すでに導入されていたんですよ(笑)。世界にひとつだけのスペシャルな装置が目の前にあって、びっくりしました。そういう、メモリの研究開発で世界の第一線を走っているメーカーならではの“凄味”を、要所要所で感じ取れます。凄い会社ですと、自信をもって言えますね。
ありがとうございました。
※インタビュー内容は取材時のものです。(2018年取材)
PROFILE
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T.O.
2015年入社
静岡県出身。専攻は半導体素材工学で、太陽電池の無機素材をテーマに研究。地元の半導体メーカー、外資系電機メーカーを経て入社。プロセス技術研究開発センターに所属。
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R.K.
2017年入社
福岡県出身。モーターの制御を専攻し、前々職ではメモリテスタの開発を担当。その後、プリンタのソフトウェア開発を経てキャリア入社。部署はデバイス技術研究開発センター。
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Y.T.
2015年入社
徳島県出身。理論物理学を専攻。半導体メーカーでメモリの開発、イメージセンサのシミュレーションなどを経験。較正の部署を経て、現在はデバイス技術研究開発センターで活動。
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