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マネージャー/コンサルタント
インタビュー

003
マネジャー
岡田 裕介
Yusuke Okada

Technology strategy&Transformation
これまでの経歴
大学卒業後、大手ITコンサルティングファームに入社。約12年にわたりシステム構築~運用支援をリードするだけでなく、自ら営業活動も実施し、最上流のコンサルティングからデリバリーまで一気通貫で経験。自ら裁量を持ち、クライアントファーストで働く面白さとやりがいを引き続き様々な業界へのサービス提供の中で実現するため、マネジャーとしてDTCに入社。現在は大手ディベロッパーと連携し、「Real Estate Tech(不動産テック)」をキーワードとした新たなトレンド・サービス構築に向けたアドバイザリー活動を中心に様々なクライアントに対してデジタル戦略策定のサービスを提供。
DTCを選んだ理由
DTCはこの5~10年で飛躍的な成長曲線を描いており、様々なバックグラウンドを持つ人材の集合体というイメージがありました。中でも、「中途入社者を受け入れる風土」がある点、そして他ファンクションとのコラボレーションを含め「チームで仕事を進める」点が魅力的であり、且つテクノロジー戦略策定などが明確にサービスメニューとしてあり、実際に様々な業界の大手クライアントに対して提供できている点が入社の決め手になりました。
Q. DTCでのキャリア

DTCに入社してからは、一貫してクライアントのIT戦略、アーキテクチャ、ガバナンス含めた仕組みの構築支援に関わっています。特にマネジャー以上は提案活動も担うため、デリバリーやメンバーマネジメントと並行して、これまでに大きく6-7つのプロジェクト支援・提案活動をリード。大手サプライヤーや大手エネルギー会社、大手電機メーカーの基幹システムの構想策定~再構築に向けたPMO支援をはじめ、外資大手保険会社の合併に伴う運用保守体制・コストの妥当性を評価・改善するプロジェクトを支援してきました。 直近では、転職の際の決め手にもなった他ファンクションとの連携で案件を受注し、世界的に見てもデジタル化が遅れている不動産業界において「Real Estate Tech(不動産テック)」をキーワードに、クライアントがイノベーションによる伸びしろを獲得するためのテーマをゼロから見つけるための支援を実施中です。限られた予算の中で、攻めのIT投資を実現するためのテーマをクライアントと一緒に模索していく面白さは、最上流の企画構想を担うDTCならではではないかと思います。
Q. 思い出深いプロジェクト

最も思い出深いのは、2018年末から支援した外資大手保険会社の合併に伴う運用保守体制・コストの妥当性を評価・改善したプロジェクトです。業界潮流もあり、当時このクライアントは内資・外資資本での複数回の合併が続いており、ベースとなるシステム基盤がバラバラだったり、統合しきれていなかったり、海外のシステム基準で運用されていたりと、定常的に障害が起こっていました。そんな環境下の中、どこに原因があるのかを特定するため、膨大な障害事象を1つ1つ洗い出し、原因が開発側にあるのか、ベンダー側にあるのか、アーキテクチャ構造にあるのか、はたまたマネジメントにあるのかなどを泥臭く洗い出し、7週間という短い期間で原因を特定し、高い品質での改善プランを経営に示せたプロジェクトです。

私自身ここまで泥臭く取り組んだのは初めてであり、やりきった充実感に加え、次の品質改善やコスト削減などの改善プランも「DTCに任せたい」と評価いただき、次の仕事に繋がる大きな達成感を得られたのは自信に繋がりました。実際にはまだ始まってはいないのですが、「DTCにお願いすれば、支払った分相当のコスト削減ができる」と期待をいただいており、そう言っていただけるくらい仕事への価値を感じてもらえたのは成功体験の1つになっています。
Q. 仕事のやりがい・成長感

コンサルタントの仕事は「解が1つとは限らない仕事」と考えています。ベストな解はAだが、顧客の状況や想いを考慮するとBという解もありえます。何かをコンサルタント自身が作ったり実行するわけではない分、関わってくれた人たちの納得感を積み上げて整え、背中を押してあげる仕事として企業や組織またはそこにいる人に影響力を発揮することにやりがいを私自身は感じています。「最善か?と言われると違うかもしれないけれど、少なくとも目の前にいるクライアントは自信をもって前に進んでいる」という風に見えたときは、この仕事をやってきてよかったなと思いますね。

もちろん、最初からこの境地ではなく、最初の案件ではどうしても今までの経験や個人の力で何とかしようとしてしまい、ファーム全体で何かを成し遂げるという感覚をつかみ切れていませんでした。しかし、そのような視点では、これだけ大きなクライアント、仕事をうまく推進するのには限界があると実感。自分だけで背負い込み過ぎず、ファームとしての力、ネットワーキングを意識するようになったことで上手く回るようになった実感があります。

コンサルタントはあくまで外部の人間なので、結局は顧客が自分たちで覚悟を持って進める環境を作るのが最初の仕事です。一緒に仕事をしたクライアントの担当者がリーダーシップをもってプロジェクト推進した結果昇進したなど、クライアント側で関わってくれた人たちが評価されるのもやりがいに繋がっています。「いずれまた一緒に仕事をしましょう!」という関係性になれるのは、コンサルタント冥利に尽きますね。
Q. DTCの魅力

デロイトおよびデロイト トーマツ グループで有する監査・税務・法務・コンサルティング・ファイアナンシャアドバイザリーの総合力と国際力を活かせるネットワーキングが魅力の1つです。一般的なSlerは、作り手目線になりがちで「これくらいにしておこうかな」「そんな無茶はできません」のような防御線を張ってリスクを取らない人も多い印象。DTCではそのような制約もなく、クライアントファーストで、顧客が成長するために、先に進んでいくために着手しなければならないこと、言わなくてはならないことはしっかり伝え、納得していただいた上で進めていくためのノウハウが蓄積されており、そのノウハウをグローバルで共有できるネットワーキングの強みがあります。また、監査も含め国内外の大手企業を担当している背景もあり、個社の歴史的な課題を把握しているだけでなく、業界全体のトレンドも理解しているため、それを踏まえた提案ができるのは最大の強みです。加えて、日系文化を残しながら裏表なく言いたいことをストレートに言う文化・社風はぜひ知ってほしいですね。
Q. 今後の目標

正直なところ、今まで関わった案件1つ1つにやりがいや成長感を見いだせているので「これ!」といったこだわりはないのですが、しいて言えば、今はまだ1つ1つのクライアント単位でサービス提供し、改善できてよかった!という所で終わってしまうことが多い状況。せっかくIT戦略領域でサービス提供できる環境にいますから、今後は業界横断的に日本国内を更に良くできるような実際のITサービスや国内スタンダードの仕組みづくりに絡んでみたいな、は思いますね。
Q. オフの時間の使い方

平日も週に一度は家族との夕食の時間をとるようにしているのですが、息子が5歳という一番パワフルな時期なので、オフは家族と一緒に過ごすことが多いですね。戦隊ごっこや乗り物遊びにはまっていて平日よりも週末でヘロヘロ。月曜日が一番疲れていて、徐々に回復し、また週末にヘロヘロというサイクルです(笑)。
DTCを検討されている方へのメッセージ

テクノロジー領域でのコンサルタントとしてクライアントに価値提供するためには、ITスキルは必要ではありますが、スキルが十分条件にはならないと思います。それよりもコンサルタントとしてのマインドやプロフェッショナリズムを持っていないとすごく苦労するはず。「なんで人様のためにこんなに苦労して、こんなに叱られながらやってるんだろう・・・」という思考になるとお互い不幸ですから、きちんとクライアントファーストでやれる方、そして、お金をもらって価値を提供するということがどういうことかというプロフェッショナリズムを持っている方が成長もできるし、楽しく仕事ができる環境だと思います。

コンサル業界は「up or out」のイメージがあるかもしれませんが、DTCは成長を促してくれる会社です。パートナー自らレビューしてくれますし、ストレッチさせるためにどうするかアサインも含めて考えてくれます。それがもう一つのデロイトDNA。前述したようなコンサルタントとしてのマインドやプロフェッショナリズムに対する覚悟を持ち、もう一段高い視点で答えを探し導けるコンサルタントへの成長を目指す方を大歓迎します。

※内容・所属ユニットは2019年7月のものです

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