Q. | DTCでのキャリア |
---|
入社後は一貫してライフサイエンス業界におけるグローバルプロジェクトに携わっています。最初に任されたのが、クライアントが国内で導入を進めていた2つのシステムをグローバルに展開するロールアウトプロジェクト。PMOとして国内のシステム構築を推進しながら、中国・台湾・アメリカ・フランス・イギリス・ドイツの各拠点に出張し、ローカルの要件や要望を確認し、約1年半かけて展開するプロジェクトを担当しました。 現在は、海外の先進的な医療サービスの立ち上げプロジェクトに携わっています。また、社内では入社2年でシニアコンサルタントに昇進し、現在、メンバー3名を見る立場です。リーダーシップを発揮し、グローバルに活躍できる環境の醍醐味は、入社前の想像以上。思い描いたキャリアが実現できています。 |
Q. | 思い出深いプロジェクト |
---|
現在、関わっているのは日本では導入の前例がない、海外の先端医療のサービスを国内で展開するプロジェクト。入社以来、担当しているクライアントから指名をいただいた案件で、グローバルで様々なステークホルダーを巻き込み、プロジェクトを進めていける人材と評価していただいてのことでした。クライアントとしても戦略上、重要なビジネスだけに指名していただき嬉しい反面、責任の大きさも感じましたね。 このプロジェクトは国内外問わず、実に多くのステークホルダーが絡み合っています。それぞれの要望を取り入れるほか、日本の医療現場の状況や法律などを理解し、それに即したシステムを構築する必要があります。日本での導入は初めてとなるサービスなので、他の国の事例を参考にしながら、日本でのビジネスプロセスを構築するのが特に難しかったところ。医療機関で使われるシステムですので、プロジェクトの先には常に患者さんがいらっしゃることを意識し、システム導入の社会的な意義について議論できることも、やりがいに繋がっています。 |
Q. | 仕事のやりがい・成長感 |
---|
前職での経験や知見を活かせるシステム開発~運用保守やプロジェクト管理などは一通りこなせていましたが、いちばん苦労したのはコンサルタントとしての振る舞い。入社当時は、ビジネスプロセスに関する課題がでてきた際に、問題点を分かりやすく整理・構造化してクライアントに示したり、解決策につながる自分の考えを伝えたりすることが中々上手くできずに苦労しました。 それでも乗り超えてこられたのは、先輩や上司のサポートがあったから。DTCには「チェックイン」という制度があり、良かった点、改善点について、タイムリーに先輩や上司からフィードバックをもらえます。自分だけでは気づかなかった改善点を教えてもらえる貴重な機会。フィードバックを受け、実際のプロジェクトワークをこなしていくことで成長を実感すると同時に、クライアントからの信頼を得られるようになりました。いま考えれば、最初の頃は視野が狭く、全体が見えていなかったのかもしれません。仕事を通じてビジネスへの理解が深まったことも大きいですが、たとえ顧客のビジネスを完璧に理解できていなくても、フレームワークを適用することで問題の構造化ができ、クライアントと議論できるようになったのは大きな成長です。 |
Q. | DTCの魅力 |
---|
計画策定などの最上流のコンサルティングだけでなく、システム構築や運用支援といったデリバリーまで一気通貫でリードしていけるのがDTCの魅力だと思います。前職では上流・下流で担当分けをするケースもあり、やはり上流にいきたいという同僚も多かったのですが、DTCは「コンサルティング」を生業にしているので、どちらの経験が上という概念はありません。「上流~下流まで広く知っている」「テストフェーズを職人並みに深く知っている」など様々な経験が個々のアドバンテージになります。自分に足りない経験・知見は、社内の勉強会やナレッジ共有システムで獲得できますし、面識がない人でも「教えて!」と相談すれば、世界中から快くレスポンスしてくれる社風も本当に魅力的です。 また、DTC独自のアセット開発に関われる機会があるのも魅力です。DTCではクライアントの課題を解決するプロダクトやソリューションを「アセット」と呼んでおり、幅広い業界・業種のクライアントに横展開できるアセットを自社で開発することに力を入れています。私もプロジェクトとは別に参加しており、現在はデータアナリティクスにおけるアセット開発に関わっています。コンサルティング業界にいながら、このような挑戦ができる環境もぜひ知ってほしいポイントです。 |
Q. | 今後の目標 |
---|
現在のユニットで成長していく上では、ゼネラリストとして広く知識を保有することも重要だと思いますが、何かしら特定の領域で強みを発揮できないと生き残っていくのは難しいと感じています。得意な専門領域を持ち、自分はこの分野についてスペシャリストと言えるコンサルタントになるのが、今のいちばん身近な目標。現在携わっているライフサイエンス業界でも、「この分野は、あいつだよね」と言われる分野を早くつくっていきたい。そのうえで、他のインダストリーにも領域を広げていきたいと考えています。 |
Q. | オフの時間の使い方 |
---|
前職と比べて自分でコントロールできる時間が多くなりました。入社前は、もうすぐ子どもが生まれるという時期で、コンサルタントは激務という印象があり、家庭のことを考えると不安でした。面接の時に相談すると面接官が「子育てを経験している人が多いから、大丈夫だよ」と一言。実際に子どもが生まれた時は、1週間の休暇をもらいましたし、上司や先輩たちが、家族との時間をとることを真剣に考えてくれ、時にはカバーしてくれるなど常に周囲のサポートがあります。妻も働いているので、子どもが風邪をひいたりした時は、私がリモートワークを使い自宅で仕事。必要に応じて電話やスカイプ会議でチームと連携できる環境が整っていて、自由な働き方ができるのも魅力。休日はもっぱら、子どもと公園で遊んでいます。 |
自分が描く理想のキャリアを実現しやすい会社だと思います。DTCには「ゴールセッティングス」という制度があり、この一年で何を実現したいか、年間のゴールを上司に共有するものです。例えば私の場合、ライフサイエンス業界とデータアナリティクスの技術、この2つを柱にしていきたいと伝え、成長を考慮したアサインをしてもらっています。私自身もメンバーをプロジェクトにアサインする時に、スキル面だけでなく、その人の志向やキャリア形成上のプラスになるかという視点をもって面談に臨んでいます。もちろん個人の希望がすべて叶う訳ではありませんが、個人の「こうなりたい」という意思をかなり尊重してくれる会社です。もう一段高い成長を、とお考えでしたらぜひDTCを検討してみてください。
※内容・所属ユニットは2019年7月のものです
インタビュー一覧に戻る