異業界出身者の活躍

「工場を止めない」を
ファーストプライオリティに。
東京ドーム15個分、
約1万人拠点の
拡張、改修がミッション。

施設管理部 施設技術担当

現在、7つの製造棟を有する半導体メモリの生産拠点、四日市工場。自動化クリーンルームや、数千台に及ぶ製造装置などを備え、現在も進化を続けている。その工場全体を管理する施設管理部で、ゼネコンでの経験を活かし活躍するエンジニアに、異業界からの転職について聞いた。

プロフィール

2022年入社
施設管理部 施設技術担当

三重県出身。前職は総合建設会社(ゼネコン)で施工管理を担当。地元の四日市で働きたいという思いと、これまでの経験を広いフィールドで活かしたいとの思いから転職を決意。技術革新のスピードが速く、グローバルに展開する業界で挑戦したいと考え、キオクシアに入社。

世界トップレベルの環境で働きたい。ゼネコンから、未知の半導体業界へ。

異業界からキオクシアに転職を決めた理由を教えてください。

もともと出身が四日市で、大学卒業までこの地で過ごしました。その後、就職を機に他県へ移り住みましたが、いずれは慣れ親しんだ地元で働きたいという思いがずっとあり、それがキオクシアに興味を持ったきっかけのひとつです。生産拠点の四日市工場について調べていくと、「四日市に、まさか、こんな企業があったのか」と驚くことばかり。東京ドーム15個分という広大な敷地と、そこで働く約1万人の人たち、最先端の半導体製造設備と、そのスケールとエネルギーに圧倒され、同時に、「今まで自分が経験したことのない、大規模なプロジェクトに携われるのではないか」という期待が芽生え転職を決意しました。

未経験の業界に不安はありませんでしたか?

私にとって半導体は未知の領域でしたから、不安はありました。ただ、前職では新築の建物の施工管理を担当していて、ビルや倉庫などの建築のほかに、工場の修繕や保全業務の経験もありました。そのため、四日市工場の施設管理に関してもイメージがしやすく、前職で培った知識やスキルが活かせるのではないかと考えました。ですから、これまでの経験の延長線上で仕事の幅をさらに広げるイメージが持てたのです。面接の際、面接官が会社の良い点だけでなく、入社後にどのような業務を担当するのか、現場のリアルな姿を説明してくださったことが心に残っています。私が転職を考えるもうひとつのきっかけになった「ワークライフバランス」についても、丁寧に答えていただいたので、その点も安心できました。

自分の設計が現場に反映される喜び。「工場を止めない」ことも重要なミッション。

現在の業務内容と、やりがいを教えてください。

施設技術担当として入社し、4年目を迎えました。所属部署には数十名のメンバーが在籍し、機械、電気、建築、機器連結といった専門分野ごとに担当が分かれています。そのなかで私は建築担当として、四日市工場の既存建屋の改修や修繕工事に携わっています。日々神経を尖らせているのは、「工場を止めない」こと。四日市工場は24時間365日稼働しているため、私たちの作業が原因で製造装置がひとつでも停止してしまったら、業務の遅延、製品品質への影響、経済的損失をはじめさまざまなリスクが発生するだけでなく、当社が製品を提供しているグローバル市場へも影響が及びます。ですから、稼働中の生産ラインを決して止めることなく改修や修繕工事を行うこと、そのために綿密な計画と安全対策を講じることは常に肝に銘じています。と、口で言うのは簡単ですが、それには私たち施設技術担当はもちろんのこと、他部門や協力会社をはじめ大勢の技術者の力が必要です。各所とやりとりを重ね、それぞれの状況や要望を整理・調整しながら工事を進めていくのは骨の折れる作業でもありますが、施主側として自分が設計した内容が現場に反映されることに、非常にやりがいを感じています。

前職との違いについて、教えてください。

業務の幅も、携わるプロジェクトの規模も拡大しました。同じ建築でも前職は施工管理のみでしたが、現在は施工管理のみならず基本設計から見積もり、発注、そして引渡しまで一貫して担当しています。最初は不安がありましたが、周囲のサポートを得て徐々に自信を持てるようになりました。入社直後、2つの工場を接続する棟間工事という大規模かつ複雑なプロジェクトに携わらせていただいた経験も大きいですね。初めはクリーンルームの構造やクリーンルーム内でのルールなどの知識がなく、戸惑う場面が多々ありました。それでも、「まずは数をこなす」「失敗しても次に活かす」ことを大切に、約1年間現場でさまざまな課題に取り組むなか、知識が増え、対応力が高まり、業務の進め方や注意点が分かってきました。その経験が今の自分の土台をつくってくれたと実感しています。

異業界出身だから持てる視点を活かせるフィールドがある。

前職の経験を活かせていることはありますか?

もちろん、前職で培った施工管理の知識は大きな武器になっていて、特に建築的な視点からの問題解決や現場対応の際は、大いに役立っています。前職でさまざまな協力会社の方や職人さんとの仕事を通じて培ったコミュニケーション力や、相手を尊重しながら合意形成していく調整力も今に活きています。

現在担当している工事は、数万円の小規模案件から数十億円の大規模案件まで幅広く、関わる部門も案件ごとに異なります。依頼元はもちろん、工事に関係する製造部門や協力会社など、非常に多くの人たちと関わるため、コミュニケーション力や相手を尊重する姿勢の大切さを痛感しています。

最後に、キオクシアへの転職を考えている方へメッセージをお願いします。

自分が培ってきた知識、スキル、経験が、どの分野で活かせるかを考えると良いのではないでしょうか。業界や職種が違うからムリと諦めるのではなく、異業界でも発揮できるものがあると前向きに捉えると選択肢が広がると思います。キオクシアは社内講座が充実していて、私も初歩の初歩から半導体について教えていただきました。社員のチャレンジを後押しする社風もあります。異業界出身だからこそ持てる視点を、ぜひ活かしてください。

※本記事は取材時点の情報であり、最新の情報とは異なる場合があります。(取材日:2025年6月)